ブログをご覧下さりありがとうございます。
無事、いわてフィルハーモニーオーケストラ定期演奏会が終わりました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
今回、新企画の「ジュニア教育プログラム」も無事終了!大人に交じって弦楽オーケストラの本番を経験するという企画でした。
私の教室から参加の生徒さん(小4)は、初めての経験に緊張しつつも、公演終了後は
「めっちゃ楽しかった!」と、お母様にお話した様子◎
大人に交じり、しっかりとした演奏を頑張ってくれました。
アンサンブル経験から感じられるもの
今回参加したことで生徒さんが得た気づきとして、大きく3点あると感じています。
①曲の「終わりの音の表現」
音の長さは、正確にその音符の拍数を数えるよりも「どのようなニュアンスで、どのくらい延ばすのか」他のパートの旋律やリズムの動きを感じることが大切です。
一人練習では掴みにくいことが「そうか!こうすると良いのだな」と一発でわかります。
➁色々なフレーズのニュアンスを合わせる
文字にして書くと難しく感じてしまいますが、実際にアンサンブルに入って演奏をして、指導を受けていく中で自然に身体で理解していきます。
➂まわりと合わせないで弾く
逆説的ですが、最後は、上記の細やかなことを踏まえた上で「まわりと合わせないで弾く」ことで、本質的に深いところでアンサンブルが合ってきます。
本番に勝る練習はない
言葉の通りで、練習の何か月分に勝る「本番が教えてくれるもの」があります。
正確には、「本番(目標)があるから、練習の質が向上し、それを糧に本番を通して、もう一段階上の成長ができる」と考えます。
終演後、生徒さんのお母様から「言葉にならない刺激を沢山もらったようです。」とご連絡を頂きました。
初めて“他者がいる中の自分(バイオリン)” を通して沢山感じるものがあったのだと思います。
地道にコツコツ練習してきたことを土台に、今回の本番で多くの楽しさや学びを得てくれたことを、とても嬉しく思います。
【 齊藤弦バイオリン教室 】
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